※以下すべての難易度比較・作品ごとの難易度評価については、あくまで個人の主観によるものです。ご了承ください。

作品ごとの難易度解説は、左側の「○○○（作品名）NORMALまとめ」で見ることができます。

自機によって難易度が大きく変わるため、自機は以下のものとして比較をする。

結果のみ分かればよい方 → 東方Normal難易度まとめ

↓暇な方はどうぞ

Normalクリアを目指すのであれば、おおむねどの作品でも霊夢でプレイするのがよいかと思われます。「移動速度が遅いこと」や、「当たり判定が小さいこと」といった特性は、クリアを目指すにあたり、非常に大きなメリットとなっています。

古い作品（紅魔郷あたり）ではあまり見られませんが、新しい作品になればなるほど、東方の弾幕は密度が上がってきており、精密さを求めるスペルが増えてきています。

妖々夢以降自機の当たり判定が分かるようになったことと、操作性が向上したことにより、精密な避けをすることができるようになったことが大きな要因だと思われます。

精密さや、多少の食い込みであっても被弾しない当たり判定の小ささを満たしているのが霊夢であり、おおむねどの作品であっても、一番クリアしやすい機体となっています。

輝針城

一応、霊夢A装備（お祓い棒使用）の場合での難易度を掲載していますが、咲夜A装備も非常に使いやすいです。

紺珠伝

これは明らかに霊夢よりもウドンゲです。霊夢でクリアしてからウドンゲで挑戦してみてびっくりしました。早苗さんもいいですが、やっぱりウドンゲです。

（1）ボムを発動することで、当たり判定は大きくなるものの（実際に６面などはよく当たるようになる）、しっかりと避けていれば、そこまで被弾しまくることもない。おそらく今回のゲームシステム上Normalでは最強機体。

（2）当たり判定が大きくなると同時に、グレイズ範囲も広がっていると思われる。だいたいの通常・スペルで気持ちいいくらいにガリガリ音がする。

（3）精神的余裕もある。ボム発動後３回まで被弾できるため、発動中は抱え落ちなどの心配をせずに気合避けをすることができる。しかも、ボムを発動したのがスペル宣言以外の時で、なおかつ被弾しなければ取得扱いとなる（レガシーであっても、まるで完全無欠モードのときのような安心感）。

ウドンゲの場合、常にバリア状態でもクリアできる。ボム発動＆バリア→３回被弾→すぐにボム発動＆バリア→３回被弾→･･･。これで残機が増えていくのだから面白い。

紺珠伝以前に書かれていたこと↓

この表を見てまず思うことは、「霊夢と紫以外の自機が表中にいない」という点でしょうか。やはりNormal攻略を目的としているのであれば、霊夢が攻略しやすいです。

紅魔郷からの霊夢の特性である『移動速度が遅い』というもの。そして妖々夢以来の特性である『当たり判定が他に比べて小さいこと』は、初見の方などからすると（その程度なのか・・・）と思いがちなのですが（実際に自分も最初はそう思った）、これが案外とても大きい利点なのです。

霊夢とともに全作品に自機として登場している魔理沙にしろ、咲夜・妖夢・早苗などにせよ、作品ごとに特性はつけられるものの、それらはいずれも『クリアに有利になる特性』というよりは『スコアをより伸ばすための特性』となっています。

例えば地霊殿で霊夢が『移動速度が遅い・当たり判定が小さい』ことに対して、魔理沙は『移動速度が速い・グレイズ回収がしやすい』です。

確かにスコアを伸ばすうえでは、地霊殿最大の特徴であるグレイズ回収をフル活用したいところなのですが、点数エクステンド制でない地霊殿では、正直クリア第一であれば全くといっていいほど要らない特性となっています。

（輝針城では、魔理沙が『やや低い位置で上部回収できる』。咲夜が『アイテムの落下速度がやや遅い』であり、アイテムを多く手に入れられる＝スコアが伸びる特性でもありますが、ゲームの特性上、クリア重視の特性でもあり、いつもの特性のみである霊夢に比べ、若干有利になっています。神霊廟の霊夢無双反省？ただし自機のスピードや追撃という意味ではやはり霊夢が一番安定する）

また霊夢操作に慣れていると、魔理沙プレイなどで（この程度なら食い込めるだろう）と思い被弾します。（Normal・早苗さんの弾幕やお空、針妙丸ちゃんの攻撃全般に顕著。Extra・諏訪子の七つの石と七つの木、こいしちゃんの弾幕パラノイア、小傘ちゃんの大粒の涙雨など）。そして「移動速度が遅い」というものは、弾幕密度の濃い東方STGにおいて非常に重要です。中には高速で移動することで避けるために魔理沙の方が簡単になるというものもありますが、僅かです。(Phantasmにおける紫の直前、道中最後の魔法陣からの攻撃など)

Normalクリアを目指すなら、やはり霊夢を選択するのが最善ではないでしょうか。