多数の魔法(スペル)を所持しており、自機や難易度によって異なるスペルを展開する100歳の魔女。
スペル所持数最多は、実はパチュリーではなくゆゆ様であるが、他のキャラが難易度Easy~Lunaticまでの密度の違うスペル4つを1カウントないし2カウントしているのに対して、ゆゆ様はEasyで1スペル、Normalで1スペル…と、しっかり4カウントされるために起こる現象。
しかし、結局のところゆゆ様の弾幕も他キャラと同じく、難易度が異なるだけで避け方は似ているので、それを考慮すると、さまざまな種類のスペルを所持しているのはパチュリーということになる。
紅魔郷から東方原作に足を踏み入れた方が多いためか、トラウマになっている方が非常に多いステージである。「紅魔郷は4面から」、「紅魔郷は4面が勝負」なんて言われる。後者は紅魔より永夜抄でよく聞くような気がするがまあそれはいいとして・・・。
そんな彼女の所持するスペルを、実際のゲーム画面を添えて一覧にしてみた。
【方法】→Normal(一部Hard)のPracticeにてキャプ
略称は「アグニ」
火の弾を放出し、おもに左右から交差して攻撃してくるタイプの弾幕。そのため真ん中にいると大変危険で、おもに左右どちらかの端近くで避けるのだが、パチュリーの動きがランダムなので、仮に避けた方と逆に行くと、時間内に撃破することができない。
焦って取得を目指そうと、無理にパチュリーの下まで移動しようとして被弾するパターンが非常に多い。
運の要素もあるので、避けられそうになかったら、取得は諦めて時間切れを狙うのも(クリアするうえでは)一つの大事な戦略だ。
略称は「ウンディネ」
レーザーと中弾の組み合わせで非常に難しい。
似たようなスペルに、後で紹介する「ベリーインレイク」があり、こちらはHardおよびLunaticのスペル。そしてウンディネはEasyとNormalという位置づけなのだが、人によっては、インレイクよりも難しいと思うだろう(自分がその中の一人)。
インレイクに比べてランダム性が非常に高く、中弾の軌道によってはボムを使わないと避けられない場合が多い。ゆえに安定させることは難しい。
あえて言うならば、レーザーが発射されるときは極力動かず、無駄に難易度を上げるような行為をしないこと。
略称は「ホルン」・「シルフィ」など
難易度としては高め。おもにNormalとEasyを担当するスペルであるが、斜めからの弾幕とその密度に慣れていなければ、詰んでしまうこと間違いなしである。
これが霊符(ホーミング)時のスペルならまだしも、前方集中型の魔符(ミサマリ)で発動されるものなので、じょじょに画面端に流されていきショットを当てにくいのも難易度を上げている原因である。
これは右上から発射されるが、「シルフィホルン上級」は左上から発射される。人によってどちらが得意・不得意なのか分かれそうである。
他作品であるが、右上から斜め攻撃をするものに勇儀の「大江山嵐」、左上から斜め攻撃をするものに、小傘の「ゲリラ台風」があるので、それで練習してみるのもいいかもしれない。
略称は「ファティーグ」
パチュリーの中ではマイナーな魔法だろうか・・・?知名度は他のスペルに比べていまひとつという印象を受けるが、それはともかくとして
中弾が展開され、そこからさらに中弾が分裂して増えていくスペルである。中弾の当たり判定が少し広め?であることや、他の弾幕に隠されていたところから急にこんにちはしたりするのが厄介。
隙間こそ広いものの不意打ちに遭いやすいので、ひょっこり弾幕が出てきたら瞬発力に任せてボム・・・というのが最善だろうか。
略称は「トリリトン」「リリトン」など。
コイツは明らかに「レイジィトリリトン上級」より難しい。というのも、かなりのろい弾幕であるうえに、密度も濃いため、真下に弾幕が『溜まっていく』感じになるのだ(写真では分かりにくいが・・・)。
そのうえでリリトン上級と同じようなよく分からない軌道をえがくため、ひとことで言えば非常に避けにくい。レイジィトリリトン上級よりも難しいと考える方のほうが多いと思われる。
それでも、目で見てどこが広い隙間かを見つける時間はじゅうぶんにあるので、焦らずに画面下半分を見渡せば取得できるスペルである。
略称は「アグニ上級」
ノーマルのアグニシャインよりも、パチュリーが真ん中にいる時間が長いような気がする。アグニに比べて制限時間も長いため、ここは多少無理をして撃ち込みをしにいくのがベスト。
画像を見てもらうと分かるとおり、アグニシャインと比べると、火の玉がだいぶ規則的に移動しているのがわかる。列をなしているため、密度の薄いところが生まれるのだ。
ただ、左右の列が交わるところで避けようとするなら相当の気合いが必要である。すなわち画面全体を見て、どこが列になっているのか、そしてその列を避けるためにはどこに移動すればよいのかを瞬時に判断できれば案外楽勝なスペルである。
略称は「ホルン上級」など
難易度Normal・Easyとしては非常に難しい部類に入るスペル。このような斜めから攻撃してくるタイプの弾幕に限って、何故か前方集中型の自機のときばかりに発動される。斜めからの攻撃に逃げ腰になっていると、いつの間にか画面端に追いやられてしまい、自機の性質上撃ち込みができていない状態になるという恐ろしいスペルなのだ。
とにかく、このようなスペルでは何が何でもパチュリーの真下にくっついている必要がある。それが無理だと判断した場合、ある程度撃ち込みをしてからボムを撃つのがよい。
とにかく、端に追いやられてしまうと
1)ショットを当てられない
2)被弾する確率のみ上がる
3)精神的にも追いやられる
と悪いことだらけだ。それだけは絶対に避ける方がよい。
略称は「リリトン上級」・「トリリトン上級」など。
よく間違えている方がいるが、正しい区切りは「レイジィ/トリリトン」
自分もかつては「レイジィト/リリトン」だと思っていた・・・。
難易度としては易しめ。NormalからLunaticまであるが、Lunaticでも他のスペルに比べるとだいぶやさしい印象をもつ。
軌道こそ定まっておらず、適当に動いているため避けにくいように思えるが、密度は薄く、じゅうぶんな隙間を見つけるのにたっぷり時間があるので、おそらく多くの方がパチュリー攻略の上で最も得意意識を持てるスペルではないだろうか。
略称は「レイディアンス」
Normalではお目にかからないスペル。
(Hardでも)難しい。アグニシャインに大弾を加えたようなスペルだが、ベースになっているアグニがそもそも難しいので、火の玉と大弾の間をヒヤヒヤしながら抜けたりする場面が何度もある。
大弾の発射数も多く、下でちょこちょこ避けているときに大弾×2などが来たりするともうヒヤヒヤMAX。
しかもただ避けているだけならまだいいが、アグニと同じくこちらもやたら制限時間が短いため、残り10秒からのカウントがはじまったりするとやっぱり焦る。
主な略称は「インレイク」等。
ウンディネが針巫女のEasy・Normalを担当しているのに対して、こちらはHardとLunatic専門のスペルなので、単純に考えてインレイクの方が上級魔法=難しいという事なのであろう。
しかしこちらの方が簡単と思える方も多数いるのではなかろうか。少なくとも自分がそうであるからだ。
インレイクは、ある程度青小弾の軌道が定まっているためか、発射音の際に左右どちらかに少し動けば、小弾と小弾の間に(勝手に)入ることができるので、大玉のみを意識すればよいためだ。
Hardであれば、大玉もある程度まっすぐやってくるため、動かなければ案外余裕で取得できてしまう。Lunaticだと大玉がややぐにゃってくるので注意せねばならない。
略称は「ストーム」など
いわば「シルフィホルン」と「シルフィホルン上級」の組み合わせである。左右斜め45°から弾幕がやってきて真ん中で合流?するものである。
組み合わせ=上級魔法に相当するためかNormalなどでは目にすることがない。(Hardの)難易度としてはそこそこで、パチュリーの真下でちょこちょこ動いていれば取得できる。
画面の下端で避けていると詰むので、やや下あたりからはじめる。理想としては下端に追いつめられたちょうどそのときに取得できること。間違っても横に移動しないこと。
かっこいい名前のスペルである。略称は「ドラゴン」等。
名前のインパクトが強い割に難易度は易しめか。画像はHardのものであるが、これは簡単に言えば「スターボウブレイク」のEasy版である。Lunaticになるとスタボウと同程度の難易度というくらいだろうか。
とにかく上から銀弾が降ってくるのみであるから、じゅうぶんな隙間を見つけていれば案外余裕である。Hardは。ただし時おり高速で弾が降ってくるため、警戒はしておかなければならない。
略称は「シェイク」
Normalではお目にかかることのできないスペルである。写真からも分かるとおり、これは「レイジィトリリトン」や「レイジィトリリトン上級」に自機狙いの大弾を追加した弾幕である。
弾速はリリトンより上級のほうに近く、密度自体もそこまで濃くはないので(Hardであれば)割と避けやすい。難易度としては易しめ(Hardは)。
ただし、リリトンやリリトン上級のようにおなじところでちょこちょこ動いているだけだと、自機狙いの大弾にクリティカルヒットしてしまう。そのため大きく動かねばならず、高速移動中に勢いあまって小弾に衝突してしまうことがごくごくたまにある。
略称は「ロムレク」
Normalシューター殺しのロムレクである。自分もこれで何度被弾したか分からないトラウマ弾幕のうちの一つだ。一番下で避けていると、思っているよりも隙間がたくさんあることに気が付く。
しかし火の玉だけならまだしも、黄色の小弾がよく分からない動きをしているため、それにつられて大きく動き被弾。というケースがよく見られる。
とにかく落ち着けとは言われるが、それで弾幕が避けられたら誰も苦労はしない。Normalでは、黄色小弾が殆どフェイクになっていて、真下までやってくる前に殆どがどこかに行ってしまう。そのため火の玉を中心に避けていく気持ちでいるとよい。
HardやLunaticになると、黄色小弾ももれなく降ってくるので注意。
無理だと思ったらとりあえずボムっておくのが賢明。何回か練習をしていれば、なんとなくでもコツが分かるはず。
真下とその少し上を使って隙間を見つけてひょいひょい移動しよう。
略称は「ブレイズ」
斜めから来る「シルフィホルン」(木)に火の玉(火)が加わった、まさに合成魔法と呼ぶにふさわしいものである。
しかし火の玉が追加されたせいか、シルフィホルンに比べて密度が少々薄いので、パチュリーの真下につくことはそれほど難しくない。下はNormalのものであるが、Hardでもそこまで難しくはない(なおLunaticは)。
シルフィホルンやシルフィホルン上級と同様に、画面端に追いやられてしまう前に速攻で終わらせるのが鉄則である。
どうしても苦手で、画面端に流されてしまうようなら、(ボムがあるなら)無理にあがいて真ん中に戻る努力をするのではなく、ボムるのが最善。
略称は「エルフ」
これが霊符(ホーミング/誘導巫女)でのスペルだったらどんなにか楽だったか。ちょこちょこ動いている分には簡単な部類に入る弾幕なのだろうが、ショットを当てにいかないと撃ち込みができないスペルのため、大きく動かなければならないためだ。
でも、それだったら「アグニ」みたいに時間切れを狙えばいいのでは?と思うのも当然ではあるのだが、右上の残り時間からも分かるとおり、このスペルはアグニに比べると制限時間が長い。
アグニはかなり時間が短いため、すぐに10秒前カウントが始まってしまうが、コイツはなかなか長時間展開されるスペルなので、ずっと避けているよりは、多少の危険を冒してでも、パチュリーの真下に行くことを優先した方がよいのだ。
ずっとちょこちょこ避けていても、いずれは端についてしまう訳だから、当然切り返しが必要になるわけで、切り返しする余裕があるんだったらさっさと撃ち込んでスペルを終わらせてしまおうという訳である。
切り返しが苦手な場合、画面端から端まで移動したあと、ボムをすれば、おそらく終わる・・・はず。
略称は「マーキュリー」。正式名称は「マーキュリ」なので注意。
自機霊夢の両方(ホーミングアミュレット/パスウェイジョンニードル)におけるNormal、Hard、Lunaticをはじめ、魔理沙自機でも登場するためか、比較的認知度は高い。
弾幕の軌道は至ってシンプルで、金をイメージさせる黄色の小弾と水をイメージさせる水色の小弾が左右からやってくるタイプで、高難易度になってくると非常に流されやすい。
Normalに関しては比較的易しいスペルの一ではないだろうか。ただ、こういう弾幕で目が回る方(弾幕はじめたての方)などには少々酷かもしれない・・・。目がww
略称は「メガリス」
NormalのメガリスとHard・Lunaticのメガリスではだいぶ違うが、ここはNormal難易度比較からのリンクなので、一応Normal基準で。
割と楽な部類に入る。大弾と小弾が同じ緑なので、大弾に隠されていた小弾がひょっこりと顔を出すこともあるが、それを考慮しても隙間はじゅうぶんにあるため、パチュリー全スペルの中ではやはり楽である。
とりあえず、弾が迫ってくる前に広い隙間を探しておき、大弾と大弾の間を避けることは絶対に避けること。これでおおむね安定させることができる。