趣味を幅広くもつことは、良いことだとも悪いことだとも言われる。
趣味を幅広く、つまり、「広く浅く」やるタイプ。
一つの趣味に絞って、それに没頭する「狭く深く」やるタイプ。
どちらがいいかは人によって大きく変わるのであろう。人によるといっても、その人の意見が変わることだってよくあることである。
僕はどちらかといえば、一つの趣味を徹底的に極めるのが好きなタイプだった。趣味に限らず、気に入ったゲーム等も最後まで(それも徹底的に)クリアしないと納得しない人間である。どうでもいいような、つまらないと感じたゲームは割とすぐに投げるんだけどねw
東方は、僕の趣味の中では相当に長寿な方で、何年間弾幕と小傘を愛していたかも忘れてしまった。まさか、ここまで長続きする趣味になろうとは思わなかった・・・。
僕は現在大学生なので、時間にはすごくゆとりがある。この前の夏休みなど、前半はよかったものの後半はルーティンすぎる生活に嫌気がさしていたぐらいだ。大学の夏休みは、本当に長い。
夏休み同様、大学には「冬休み」と「春休み」なる休みが存在する。おそらく、この時期は夏休み以上に暇になること間違いなしである。
夏休みがおおよそ2ヶ月程度あったのに対し、冬休みが2週間程度・そして春休みが2ヶ月半程度あり、何かやることをやっていないと、暇すぎて頭がおかしくなりそうである。
夏休みのときは、東方とスクフェスを回す生活を送りつつ、たまに友達と遊んだり、好きな女の子とデートしたりしていた(そしてふられた)。
流石に毎日誰かと遊ぶほどに交友関係があるわけでもなく、趣味に没頭するといっても限度はあるので、はじめて「趣味は広く浅くやったほうが良いのではないか」という考えに至った。
前々から少し興味があったもののひとつに『麻雀』がある。大学生がやりがちな趣味と言われることが多いが、その噂に見事当てはまった人間のようだ。
いかにも数日前からはじめたような書き方をしているが、実は夏休み以前からぽちぽちやっていたりした。しかし、「最低でも一日一東風戦」をやるようになったのは、たしか夏休みが終わってからである。
麻雀は1プレイの時間が非常に長く、半荘戦であれば平均でも30~40分はつぶせる。はじめたばかりの頃は、やはり「カモ」になるもので、ネトマのレーティングも1300(1500がID登録時のレーティング)台にまで下がったものの、毎日オンライン戦をやるようになってからは、なんとか1500前半から1500後半のレーティングを維持することができるようになった。
いつでも全ツッパから、ベタ降りする勇気を持つことが大切なのだなと実感。
好きな役は、出やすいもので混一色、出にくいもので四喜和だ。
また、最近ではタロット占いや手相占いを勉強してみようと本を買ってみた。動機はものすごく不純。「女の子は、たいてい『占い』というものが好きだから」である。
つまり、女の子の手にナチュラルに触れられるのが「手相」だったり「タロット」だったりするからである。本当に、動機が不純すぎて、タロットの教則本を読んでいるときに罰が当たるのではないかと本気で考えたものだ。
しかし、実際に読んでみると楽しいもので、女の子に限らずいろいろな人の手相を占ってみたりしたくなる。タロットは、今日の自分の運勢を占ってみたりして、今後人を占えるように修行中の段階である。
さきほどから少し述べているが、夏休みに好きな女の子とデートをしたり、占いをやってみたりしている。これは、「暇な時間をつぶす」「楽しめることを探す」という本来の目的のほかに、「女の子との会話のレパートリーを増やすため」ということが含まれている。
自分は高校時代までまともに女性と遊んだりしたことがなく、いわゆる普通の「オタク」であった。高校では行動範囲が広がるので、友達(もちろん全員男)とアニメショップに行ったり、カラオケに行ってアニソン歌ったりするのが日課のようになっていた。
でも、やはり大学という場所は本当に彼女が作りやすい環境である。「クラス」という単位がないだけで、こんなにも違うものだとは思わなかった。
やはり高校までで付き合おうとして何が一番怖いかといえば、失敗したときに相手の女の子がクラスメイトなどに噂を流し、なんとなく気持ち悪がられてしまうことであろう。
僕もオタクなので、そこらへんは良く分かる。「どうせリア充にはなれない」という考えが常にまとわりついてくるのだ。
しかし、大学はひとつひとつの講義のメンバーが違う(そのうち99%の人間は名前すら分からない)うえに、人数が人数だけに、人と人の関わりが薄いので、変な話、女の子にアプローチして失敗しても、変な噂がクラスじゅうに…なんてことはないわけである。
だから、よっぽど人間と関わったことがなく、人前であがってしまうのでなければ、オタクでもなんでも、普通に女の子と仲良くなることができるのだ。
こんなすばらしい環境にいるのだから、このチャンスを逃すわけにはいくまい。現在これを読んでいる高校生以下の方がいれば、ぜひ覚えておいてもらいたいことである。
最近では、オタクもずいぶんと寛容的にとらえられるようになってきている。といっても、ガチガチのオタクはまだまだ(そしてこれからも)NGであろう。
最近では「オタク」と一言でいっても、ずいぶんと幅が広がったことが、寛容的な女性が増えた要因の一つだと考える。
知り合いでも、イケメンオタクが一人いる。髪の毛を染めて、ファッションも文句なしで、言動も至って普通で、スマホの画面を見てみたらスクフェスをやっていたりする。
おしゃれなオタクやイケメンなオタクはもちろん、最低でも清潔感があって言動が普通であれば、女性だって別に嫌ではないだろう・・・。
もうすぐに冬休みが迫ってきている。それまでには、女の子とデートできるといいなあ・・・
11月の目標は、飲食店やカフェのチェック、クローゼットをもっと充実させること。そして、もっと話のネタを増やして、好きな女の子を見つけること!頑張ろう!(自分宛)
後半は完全に「THE・雑談」でした・・・。