東方Project第14.3弾、「弾幕アマノジャク」が発売されると聞いて

先日4月12日、東方Project原作サークルの上海アリス幻樂団より、第14.3弾公式発表があった。

 

製品版頒布は5月11日の例大祭ということで、わずか一ヵ月後である。自分は相変わらずとして長蛇の列に数時間前から並び、ひたすら待つのがとにかく嫌いな人間であるから、通販か委託されたものを購入するつもりである。

 

 

輝針城をAmazonで買った際は、同人ショップ委託後1週間もかかってから到着したため、今回はショップまで出向こうかと思っている。まあ自分の話はどうでもいい。

 

 

そんなことよりも、今作のPVを見て、いくつか気になる点があったので書いていこう。

上海アリス幻樂団初の公式PV

まず、今作の主人公は鬼人正邪。前作輝針城の5面ボスである。「5ボスは自機の法則」というものが昔からネタとしてよく言われていたが、正邪もその法則に当てはまったようだ。

 

 

それにしても、大抜擢である。「前作の主人公が次の作品の自機になる」というだけなら、咲夜さんや妖夢などがいるのでまだしも、「自機が一人だけで、完全にソイツが主役になっている」というゲームは、咲夜さんや妖夢も未だ経験していないではないか。

 

 

「自機が一人だけで、完全にソイツが主役」というゲームでは、チルノの『妖精大戦争』がある。でもそれだって紅魔郷で登場してからかなりの期間を経ており、チルノを「たたき上げ」とするなら、正邪は「キャリア組」といったところなのだろうか。まさしくそんな雰囲気がある。


さて、今作では正邪が主人公で登場するということであったが、敵サイドは一体誰なのか。

 

PVを見た限りでは、わかさぎ姫・赤蛮奇・影狼・八橋・慧音・幽々子が登場している。文花帖のように、神霊廟+輝針城キャラだけが登場するのではないようだ。もしや全キャラ集合なのだろうか・・・?

 

 

そして影狼はPV序盤で「見つけたわよ!お尋ね者の天邪鬼」という台詞を『立ち絵付きで』発している。

 

 

つまり何が言いたいのかというと、もしかしたら『すべてのキャラの立ち絵が新しくなるのではないか』という期待を持っているのである。

 

 

まあ影狼に関しては前作で登場したばかりなので、立ち絵もそのままなのであろうとして、さすがに慧音などは永夜抄から絵を引っ張ってくるわけにもいくまい。

 

 

ゲーム作成期間が3週間ということと、文花帖的なシーンもあったため、もしかしたら立ち絵があるのは影狼くらいなのかもしれないが(チュートリアル的ポジション?)、全員の立ち絵が更新されることを想像し、そこも楽しみポイントの一つとして期待している。


さて、ゲームシステムに関しては、PVを見る限りでは文花帖+妖精大戦争+αといった感じ。

 

 

公式では、「回避不能なスペルカードを、反則アイテムを使って切り抜ける」という説明がなされており、実際のプレイ動画でも瞬間移動・目のようなボム・無敵化など、さまざまなアイテムを駆使して弾幕を避けていた。

 

 

アイテムの切り替え方にCキー等を使わないことを祈るばかり・・・。妖精大戦争みたく、操作に慣れるためにそこそこ時間を要しそうだ。


さて、弾幕アマノジャクは、5月11日の例大祭で頒布されるようだ。今から待ち遠しい。